プロジェクトのご報告

 

2012年7月に読者さまのご支援のもとスタートした島Booksプロジェクトはこの夏スタートから2年を迎えます。現在までの状況と新展開についてご報告します。

離島経済新聞社は2014年からNPOとして新スタートいたしました。NPO化を機に、これまで以上に離島経済新聞社の取り組みを読者の皆さまに知っていただけますよう、これより離島経済新聞社が行っているプロジェクトについて定期的に報告させていただきます。

 

2012年7月にスタートし、現在も進行中である「島Booksプロジェクト」はこの夏に2年を迎えます。本屋さんに島の本を集める専用本棚「島Books」を設置する島Booksプロジェクトは、活動予算の一部を読者の皆さまにご支援いただいているもので、2012年の5〜7月に実施したクラウドファンディングと離島経済新聞社への直接振込をいただいた2,259,000円(うち手数料をのぞく)のご支援金をもとに実施しました。温かいご支援をいただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。島Booksプロジェクトの詳細はこちら >> https://readyfor.jp/projects/shimabooks

 

プロジェクト実施のきっかけは、離島経済新聞社が発行する離島情報専門タブロイド紙『季刊リトケイ』の流通を通して、まちの本屋さんのなかでは「離島」「島」をテーマにした書籍や雑誌がバラバラに置かれていることが多いため「島情報を探している人と、島の本が出会える場所が少ない」という課題に気がついたことでした。

 

そこで私たちは、さまざまな本屋さんに島に関する本を並べてもらう島本専用本棚を設置していく「島Booksプロジェクト」を発案。

 

林業が盛んな離島・対馬のご協力のもと対馬ひのき材をつかった本棚を設計・制作しました。

300カ所の島Books設置を目標に、2012年7月に第1弾として本屋さんへ本棚を設置。本棚には『季刊ritokei』をはじめさまざまな出版社さんから発行される島本が並び、東京の人気書店・代官山蔦屋書店では『季刊リトケイ』が国内旅行コーナーの2012年度売上1位となりました。さらに、福岡の複数書店で開催される本のイベント「ブックオカ」では大型書店3店舗に離島本専用コーナーをつくっていただいたほか、全国の書店にて離島フェアを実施いただきました。

島Booksの盛り上がりは新聞や雑誌にも取り上げられ、それまで100店舗未満だった『季刊リトケイ』の取り扱い店舗も一時は島Booksの設置目標である300店舗を越すことができました。

 

現在、「棚」の設置は75店舗まで拡大しており、引き続き設置のお願いを続けておりますが、想定よりも「棚が大きかったので長期間は置けない」という書店員さんの声も多く、スペースに余裕のない本屋さんではフェアを除いて、バックヤードに引きあげていることもあります。また、本屋さんそのものが閉店してしまうケースもあり、目標数に達してはおりません。

プロジェクトでかかる「制作」「流通(輸送)」「広報」費用は、読者の皆さまからのご支援金がもとになり、それ以上にかかる費用は離島経済新聞社の営業活動に組み込み進めております。皆さまのお力添えがよりよい結果を残せるよう、たくさんの島Booksを配置したいと考える一方、本屋さんの事情や長期保管による倉庫費用等のコスト負担(こちらはご支援金ではなく離島経済新聞社の営業活動費用より捻出しております)が膨大となってしまうことから、引き続き「島本棚」設置に力をいれつつ、「島本棚」だけではない島Booksプロジェクトの展開を検討しております。

島Booksプロジェクトの目的は「島の情報を探している人と、島の本が出会える場所をつくりたい」ことです。そのため、棚を置くスペースのない本屋さんのために、まだ本棚として組み立てていないヒノキ材を使ってコンパクトに展開できる島BooksPOPやその他ツールを開発し、広報・宣伝活動を継続して参ります。

また、昨年から離島地域の空港・港、役場、宿泊施設等の公共スペースに『季刊リトケイ』を設置いただいていることから、本屋さんだけに限らず「島の情報を探している人と、島の本が出会える場所」に島Booksという目印を立てて参ります。

 

島々への旅行も増える初夏に向け、皆さまのご支援のもとスタートした島Booksの新展開を楽しみにしていただけたら幸いです。島Booksを見かけたらぜひ島情報を手にとってください。

 
島Booksプロジェクトへのご声援を引き続きよろしくお願いいたします。

 

<島Booksご支援者様へのお願い>

ご住所情報の誤りから一部の方に引換券等のお届けできない方がいらっしゃいます。もしお届けに不備のあった方は恐れ入りますが、こちら(お問い合わせフォーム)より離島経済新聞社宛にお知らせをくださいますようお願いいたします。