お知らせ
特定非営利活動法人離島経済新聞社(以下、NPOリトケイ)は、寄付や贈与を学び、実践してゆくコミュニティ「新しい贈与論」より87万円のご寄付を預かりました。
「新しい贈与論」は趣旨に賛同する会員より毎月5000円〜5万円の会費を預かり、コミュニティ内で寄付先を熟議しながら、集めた会費を寄付されています。
「新しい贈与論」に集う皆さんの「推薦理由」の一つひとつは、NPOリトケイを運営する我々にとっても、島の皆さんにとっても大きな励みとなるものばかり。心より感謝を申し上げます。
・「島だけでは解決できない課題は皆で超える」ここに共感し、感銘を受けた。島にある良さや、問題点、困っていること。これらは島に住んでいるからこそわかるものなのかなと。ただ限られたリソースの中でやられることは限られてくるはず。また問題や課題は1つではないはず。我々のように都会にいれば都会の問題点もあるが、良さもある。それらを複合的に考え、離島の課題解決をしていこうという姿勢に共感を覚えた。まさに離島の「架け橋的存在」だと感じた。
・日本では「本州」がどこか「本体」のような顔をして浮かんでいますが、島国としての日本を見据えたとき、むしろ大小多様な島々こそが、その「本来」ではないかと思います。
・家族旅行で訪れた瀬戸内で目にした多島美が忘れられないです。団体認証を取ったり、借り入れをしたりと誠実で前向きな団体運営の姿勢を感じ、贈与論として寄付することで事業の可能性が拡がることを願います。
・能登半島を大地震が襲った際には集落撤退/移転論が話題となりました。そんな限界集落でもある有人離島で営まれる文化や生活に、ritokeiは10年以上前から焦点をあてています。規模は小さくても人が減っていても息づいている島々があります。その生活を知らずに撤退も維持も活性化も語れないのではないでしょうか。「知れること」これはとてつもない価値であるはずだと信じて、彼らに一票を投じたいと思います。
・「島国日本が抱える具体的な社会課題の先進地域」というフレーズが胸に響きました。今回の『島』というテーマに対して、”都市vs島”の構図でなく、もう少し広い視点かつ長い時間軸で語っているロマンに気付きました。
・離島の暮らしや経済を支えたり、課題を解決するのはその島の人たちだけではなく、島の外の人も一緒にやろうというコンセプトがとてもいいなと思います。大きく見れば日本は島国の一つですから、離島からの学びは多くあると思います。その発信と人繋ぎをしてくれる貴重な活動だと思いました。(「新しい贈与論」ホームページより)
全文は以下をご覧ください。
https://theory.gift/news/2024-05
NPOリトケイのミッションは「島の宝を未来につなぐ」こと。
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NPOリトケイの活動は現在、その半数以上が離島地域在住というレギュラーメンバーおよび連携パートナーによって支えられています。島を支える活動そのものが、島を支える人の仕事となり、その活動の広がりによって島の宝を未来につなげていきたいと考えています。
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