プレスリリース
「島の宝を未来につなぐ」をミッションに、有人離島専門のメディア運営および地域事業を展開する特定非営利活動法人離島経済新聞社(本部:東京都世田谷区、代表:鯨本あつこ、以下NPOリトケイ)は、2024年11月14日、持続可能な世界を離島からつくる「共創」を生み出すことを目的にした参加型カンファレンス「未来のシマ共創会議」および「未来のシマ共創アワード」(主催:未来のシマ共議プロジェクト運営委員会)を、東京ミッドタウン八重洲にて開催、オンラインでの配信も行います。
イベントの趣旨は、日本の離島を舞台に、真に持続可能な世界を追求・実現するための「共創」を生み出すこと。日本社会が直面する人口減・高齢化・地球沸騰化の課題を乗り越えるアイデアを、「離島」を舞台に思考し、具体的な手法を導きだしていきます。
本イベントには、今年4月に発売した書籍『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』に登場する離島地域のキーマンや有識者も登壇。産官学民の枠を超えて集う一般参加者と共に、「事前勉強会」「カンファレンス」「ワークショップ」「懇親会」等を通じて、真に持続可能な世界を離島からつくる「学び」と「出会い」を創出します。
8月下旬からは全10回のオンライン勉強会もスタート。具体的な社会課題を抱える離島地域の「課題」と「可能性」や、産官学民のソリューションやアイデアを事前にインプットすることで、本番での学びと出会いをより濃厚なものとします。
国内約400島余りある有人離島は「日本の未来の縮図」とも呼ばれています。日本の総人口が人口減に転じた2008年よりも半世紀早く、1950年代から人口減が進んだ島々には、人口規模がピーク時の10分の1になった島も少なくありません。
そんな中、注目すべきは過去半世紀にわたって一定の人口を維持し続ける島もあること。国内400島の離島には、人口減少対策ひとつを例に挙げても、多様な事例が存在しています。
本イベントは、「日本の縮図」である「離島」を持続可能な未来をつくる共創フィールドと位置付け、「共創テーマ」をもとに展開する「カンファレンス」「ワークショップ」で、離島地域のキーマンや行政担当者、島内外の企業、関係省庁、教育機関、NPO、イノベーターなど一般参加者が、共に学びを深め「次の一手」を共創します。
イベント名称に掲げる「シマ」は、「なわばり」「集落」を意味する言葉。書籍『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』では、「人と人が支え合えるコミュニティ」をシマと定義しています。
「シマ」は離島だけでなく、ひとりでは生きることのできない人間にとって重要な単位。
本イベントでは、「シマ」を中心に据え、自分・社会・地球の豊かさを追求する「シマ思考」と「離島に学ぶべき7つのポイント」をヒントに、持続可能な一手を追求します。
「離島に学ぶべき7つのポイント」 |
有人離島地域専門メディア『ritokei』13年間分の情報から厳選した事例に加え、解剖学者の養老孟司さんや霊長類学者の山極寿一さんのコラムをはじめ、作家の佐藤優さん、精神科医の森川すいめいさんなど有識者の金言、有人離島地域で活躍する若手キーマンと有識者による座談会、「自分のシマ」と向き合うためのワークシートや、416島の有人離島一覧を収録。
世界がかわるシマ思考制作委員会・著 離島経済新聞社・編
2024年4月20日発売
200ページ
本体1,900円+税
issue+design発行
英治出版発売
「未来のシマ共創会議」には、有人離島専門メディア『ritokei』や『世界がかわるシマ思考 離島に学ぶ、生きるすべ』に登場する離島のキーマンや有識者がリアルに集結。
麓憲吾さん(奄美大島/あまみエフエム)、山下賢太さん(甑島/東シナ海の小さな島ブランド株式会社)、有川智子さん(五島列島・福江島/デザイナー)、黒島慶子さん(小豆島/オリーブ&お醤油のソムリエール)、額賀順子さん(男木島/男木島図書館)はじめ、総勢約30人のゲスト陣は第2弾・第3弾リリースにて順次発表します。
地域の営みを守りたい人
ふるさとを魅力化したい人
地域貢献に興味のある人
真に持続可能なソリューションを追求する企業人
共創連携により地域内だけでは解決できない課題を持つ行政担当者
課題解決の一手としての「離島」に興味関心のある人
極小コミュニティの課題解決を共にする「仲間」が欲しい人
「未来のシマ共創会議」にあわせ、シマ(人々が支え合うコミュニティ)の単位で、真に持続可能な未来へ向かうための実践や取り組みを、離島地域より公募・表彰する「未来のシマ共創アワード」も同時開催します。
全国の離島の小中学校・高校(約800校)の子どもたちを対象に、自らが暮らす島に存在する、サステナブルな暮らしや取り組みの実践を公募・表彰する「地球1個分の暮らし」部門と、離島地域において持続可能な経営を実践・チャレンジする経営者の取り組みを公募・表彰する「サステナブル経営」部門の2つ。詳細は第2弾リリースにて発表します。
「未来のシマ共創会議・アワード」では法人協賛や、離島市町村・団体のご出展を募集しています。「取り組みを知ってもらいたい」「事業連携できるパートナーと出会いたい」「人材を確保したい」などのニーズを、NPOリトケイが強力バックアップ。
イベント参加者のみならず、離島専門メディア『ritokei』(フリーペーパー版およびウェブ版)の読者層にも広く情報を周知することができます。
持続可能な未来をつくる熱量の高い参加者を中心に「共創」につながる場で、新たな可能性をみつけませんか? 詳細は下記よりお問い合わせください。
イベント概要 <未来のシマ共創会議> 会期:【本番】2024年11月14日(木)10-18時、18時-20時はアフターパーティ 場所:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス 5階(東京駅直結) 人数:300名(現地参加)、200名(オンライン視聴) 来場対象:離島地域のキーマン、離島地域関係者、離島地域に携わる民間企業、自治体・官公庁、業界団体、教育機関・専門家、政治家、イノベーター、オピニオンリーダー、インフルエンサー、NPO・市民団体、都内大学生(離島地域の出身者)など 参加費: <未来のシマ共創アワード> 日時:2024年7月より公募開始、11月「シマの未来共創会議」本番にて表彰式を開催 参加者:離島地域の住民(児童生徒、民間事業者、役場担当者、学校関係者、地域団体など)、離島地域関係者など 賞金:10万円+副賞として『ritokei』(ウェブ版・フリーペーパー万)への記事掲載 主催:未来のシマ共創プロジェクト実行委員会 運営:特定非営利活動法人離島経済新聞社 |
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